朝駆け

日々、感じたことを自由に書きます。

シンエヴァ感想書き殴り(ネタバレあるよ)

シン・エヴァンゲリオン劇場版を観た。

特に考察を行うための文章ではなく、ネタバレを含めた自分の感想を書き綴るためのポストであることをご理解頂きたい。私自身がこれから観るであろう作品の情報、所謂ネタバレが嫌いであるため、ツイッターではなくこちらに残したいと思う。

少し私の話をさせてもらうと、私がエヴァンゲリオンを観たのは破の公開後、学校帰りにローソンのコラボファイルをもらいにいった記憶があるので、2010年である。エヴァを見ようと思ったきっかけについては正直ハッキリとは覚えていないが、当時の私はアニメに興味があって色んな作品を観ていた。そのいろんな作品の中にエヴァがあったのだと思う。

今の私は基本的にハッピーエンドが好きだ。あまり心が痛くなる作品は好みではない。ラストを見終わった時、希望を感じる様な、映像としては見られない続きの世界を考えたときに心が暖かくなるような作品が好きだ。

さてそうなると「エヴァンゲリオンはハッピーエンドなのか?」「見終わった後に心が暖かくなる作品なのか?」と思われる方もいるだろう。答えはノー。エヴァンゲリオンは基本的に私の心を重たくする。キャラクターひとりひとりの心情、過去、これから起こるであろう出来事、仕組まれている運命を考えるとどう上手く言い表そうとしても、ノーである。実際私がアニメのエヴァを見終わった後はわかりやすく気分が落ち込んだし、何年にエヴァを好きになったかは覚えていないのに、気分がかなり落ちたことを今になっても覚えている。
今の私だったら見終えることはできなかったと思う。でもその時の私は全て見終えて、旧劇場版も観て、新劇場版も観た。正直誰かにおすすめしたいと思える作品ではなかった。私は好きだけれど、心は落ち込むし、元気の出るアニメではないからだ。もちろんこれだけ人気作品であるのでたくさんの人を惹きつけてしまう魅力が随所に溢れているのだと思う。

さて本題に入ろう。
今日はシンエヴァンゲリオン劇場版の公開初日である。ここから上記に書いた様に、ネタバレを含め感想を述べていくので、同じネタバレ見たくない派の方はここから先を読み進めないように。


正直、庵野監督含むエヴァンゲリオン関係者はエヴァを終わらせたくないのだと思っていた。新作を作ればもちろんかなりの労力や資金が必要になる。人気作品であるが故、「最後と言っているけど終わらんやろ」と思っていた気持ちがあった。
ファンの間で「エヴァはループする」「いろんな世界線でのキャラ達が存在するからその話を新劇終了後にやるのでは?」と言った憶測はずっとあった。
アニメ版を観た方は分かってもらえると思うが、エヴァンゲリオンは未完成のシーンを正規パッケージにしているところも多い。作業が間に合わなかったとか製作陣の精神不安定の表れだとか、ラストに関しても「はっきりしていない、作品として扱っていいのか悩むもの」なのである。

もちろん人類補完計画という最終目的があり、それを遂行したい側と阻止したい側の争いではあるのだが、それの起点が悲しい。

私個人としては、可能な限りのチルドレン達が救われたのが嬉しかった。
アスカに関してはアニメ版で精神汚染がひどく、観るのも辛い姿になってしまった。そして今回シンエヴァで自ら使徒となることを選んだ。それゆえにDSSチョーカーが作動し、死亡することになる。(実際に体はなくなっても魂は裏宇宙にある。)

もちろんシリーズを通してシンジくんが望む世界にはなるのだが、今回は彼自身がチルドレンたちを救っていくのである。私はこれが1番嬉しかったのかもしれない。全体で見ればいくつも嬉しかったシーン、シンジくんが成長したことを感じられるシーンがあるのだけれど、旧劇に比べるとかなり自発的に書かれているので、もうそれで涙が出た。
渚カヲルまで救ってくれるの、シンちゃん好きすぎる…泣いてる渚カヲル……シンちゃん……(オタクが出てしまった)

アナザーインパクトによるシンジくんが望んだ世界「エヴァのない世界の実現」、ホームのシーン、自ら責任を果たすためにDSSチョーカーをつけることになった、それを外す、これまで存在しなかったキャラによる解放の手助け(DSSチョーカーをはずす)、エヴァンゲリオン碇シンジからの開放。

最後のホームでのシーン、正直神木くんに声を変えたことに関して、君の名はパロという意見もあるけど、私は「はい!エヴァンゲリオン終わりました!」という現実を突きつける方法としてそれを選んだんだと思う。エヴァンゲリオンがない世界、その世界を望むことで「エヴァに乗ることで価値を見出していた自分」「エヴァンゲリオン(アニメ、空想物)を好きでいることで殻にこもっていたファン」それを全てぶち壊して、「大人になりなよ」「どんなことがあっても生きようとしろよ」と伝えているように感じた。
細かいところは変わってはいても、アニメ版、旧劇場版も含め、本筋は変わっていない。人に戸惑い、傷付けられても、人と関わろうとする。会いたい人がいる。会えない人もいる。変わらないといけない。意志の強さ。

エヴァについて、ずっと言葉にすることができなかった。できてしまった時そんなことをすんなり言葉にできてしまった自分、私も大人になったのだ。
エヴァンゲリオン、ずっと好きです。忘れられません。ありがとう。

(いつかは消します)