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朝駆け

日々、感じたことを自由に書きます。

水曜どうでしょうに生かされている。

年が明けてすぐ、アメリカとイランの対立、軍事衝突寸前のニュースが飛び交った。朝起きたら戦争が始まっているかもしれないという気持ちで眠りにつく日が多かった。
2月上旬には「新型コロナウイルスの影響で」という前置きの元、いろいろなイベントの中止や延期が行われ、だんだんと「自分に関わるものだ」という意識が生まれ始めた。
3月に入る前には外出自粛ムードが漂い、弊社の出勤日数にも影響が出始めた。

しかし勤務日が減っても働きたくないのである。

私は労働が嫌いだ。お金は欲しいが、労働は嫌いなのである。流行りに乗るなら「6億円欲しい」。
しかし働かねばならぬのだ。打首獄門同好会の曲名を借りるのなら、「働きたくない」。
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そんな不安定な私に寄り添ってくれたのが、水曜どうでしょうである。

正しく言えば、「水曜どうでしょうClassic」(以下、水曜どうでしょう)である。
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1996年10月から2002年9月までレギュラー放送された、北海道テレビ放送HTB)が制作・放映したバラエティー番組である。

我が家はスカパーに加入しており、BSとCSを見ることが可能である。水曜どうでしょうは、毎日21時にテレ朝チャンネル2で放送されている。
【スカパー!】加入月は視聴料0円!加入料も不要!
「あ〜水曜どうでしょうやってるな」
大泉洋だな」
「xxさん、水曜どうでしょう好きだったなあ」
打首獄門同好会の会長好きって言ってたなあ」
「中学生の時、深夜にやってたな」

思うことといえば、これくらいである。

しかし不思議なことに、何度もタイミングよく放送を観てしまう。そして、観れば観るほどまた観たくなるのである。「なんでここで終わるの?!!!」となる。「そんなひどいことある?!!!」となる。

一度意識し始めると、テレビで見かけるタイミングが以前と変わっていなくても気になってしまう。
「次はいつやるのかな?」と番組表を見てしまう。「見逃したくないから」と録画をしてしまう。
ここまできたらもう完全にハマっている。2月頃から現在進行形で、今の私は「水曜どうでしょうに生かされている。」

とうとう4月頭には水曜どうでしょうを観る為にNetflixに加入した。これはとても正しい選択をしたね、と4月の私に伝えたい。





水曜どうでしょうが録画されていないだけで、その日のガッカリ度がとても高くなるのである。ゴールデンウィークは放送がなく「放送無くなったのか」ととても残念な気持ちになり、DVD BOXの購入を考えた。BSやCSでは、連日放送番組が急に終わることはよくあることだ。モヤモヤさまぁ〜ず2もそうだ。
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しかし「まあネトフリで観れるもんな」と考えるとガッカリ度が回復する。3日で10GBの縛りがあるWiMAXを使用しているので動画をたくさん観るのは難しいが、元気になる。水曜どうでしょうがあるとかなり元気になる。
たくさん企画があるのだが、ネトフリで観られるのは以下である。

サイコロシリーズ1-6
水曜どうでしょうお馴染みのサイコロで行き先を決める無謀な企画

激闘!西表島
→むし追い祭り!

ユーコン160キロ〜地獄の6日間〜
ユーコン川をカヌーで下る企画

原付日本列島制覇
→原付で日本列島を縦断する企画

シェフ大泉夏野菜スペシャ
大泉洋がお料理(広義)する企画

ジャングル・リベンジ
→ジャングルのリベンジ

対決列島〜甘いもの国盗り物語
→甘いもの得意な人と苦手な人が日本縦断しながら甘いもの早食い対決する企画

原付ベトナム縦断1800キロ
→レギュラー放送ラスト。原付ベトナム縦断する企画


2000年以前に収録されたものも多く、所々気になるところはあるのだが、なによりハチャメチャでクセになる。偶然の生み出す予想も出来ない面白さと困った大泉洋が見たくなる。

考えたことがあるだろうか。仕事だとはいえ、甘いものをひたすらひたすら食べる。寝起きに甘いものを食べさせられる。原付に長距離乗る。原付でスコールに打たれる。国外に行くのを知らされない。食事をする為に飛行機を乗り継ぐ。しかしサイコロの結果で食事が取れない。真冬用の靴を履いて暖かい四国へ。

やらせであってほしい。素直にそう思ってしまう。
癖になっている。気付いたら癖になっている。私はCS放送で順を追って観ているので、まだまだ観たことのないシリーズがある。テレ朝チャンネル2任せである。まだ一周もしてないのになぜかループしており、2度目の四国八十八ヶ所3を観ている。
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早く他のシリーズも観たい。しかし何度見ても面白いので問題ない。これはこれで良い。


新型コロナウィルスの感染拡大防止に伴い、イベントの中止や延期の発表が続いている。無観客ライブ中継など嬉しい発表ももちろんあるが、やはりこれまでのようにライブを楽しみたい気持ちはどうしても消えない。そんな中、私に笑顔をくれるのは「水曜どうでしょう」なのである。間違いなく今の私は、「水曜どうでしょう」に生かされている。
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U-NEXT


U-NEXTも水曜どうでしょうないけどいいよ。

(本ページの情報は2020年6月時点のものです。
最新の配信状況は U-NEXT サイトにてご確認ください。)

悲しいね、人類

ゴールデンウィークが終わろうとしている。

2020年が始まった頃、こんなゴールデンウィークが待っていると誰が予想していただろうか。予定していたイベントも開催され、行きたいところに行け、時には人が多いから外出したくないとわざと家に居るような、そんなありきたりな、いつも通りの日々ではなくなってしまった。


買い物に出かけるにしても、営業時間が短縮されている為何時まで営業しているのか調べる必要が生まれたし、元々距離を取りがちな他人との距離をさらに意識する必要が増した。

本当にこれまでの生活を忘れてしまいそうなほど、印象的な日々が続いている。

しかし、現状を嘆くだけの私ではない。

長年放置していた物置部屋の掃除をした。
服には申し訳ないが、長年着ていない服がたくさんあり、かなりの量を処分した。家族のを含めて、かなりの量だ。かなりの量だった。
その量を処分していく中で問題が生まれた。

ヘロヘロになったバンドTシャツの行方についてだ。

通常であれば、申し訳ない気持ちを抱きながらも処分してしまう。しかし、バンドTシャツを処分するとなると途端にハードルが上がってしまう。それは差別だ!と言われてしまうかもしれない。確かにそうかもしれないが、私には処分をするという選択ができなかった。

洗いすぎてヘロヘロ、毛玉でモケモケ、首回りヨレヨレ、加えてサイズも小さくなったTシャツ。パジャマにすらできない。パジャマにすらできない時点で、処分するべきなのだろう。衣生(衣類人生の意)を全うしたと考えるべきなのだろう。しかし私はまたタンスの中に「ヘロヘロバンドTシャツゾーン」を作り出してしまった。また処分することができなかった。また活用してあげる方法を見つけることができないまま、新しいタームを迎えてしまったと後悔した。また同じことをしてしまった。着もしない、活用もしない、ただタンスの端に畳まれて納まっているだけのTシャツ。彼らの衣生について、より真剣に考えるべきだと感じた。2020年の課題にしよう。

しかしながら、サイクリングに出かけたり、本を読んだり、たくさん睡眠をとったり、水曜どうでしょうクラシックを浴びるように観たり、自分の資産形成について考えたり、全体的には満足のいく連休だった。

来年のゴールデンウィークは行きたいところに行けるようになっているといいな。

皆さんもメンタルも含めて、無理しすぎないように。ほんならね。

おゆちゃん的エア酔杯2020セトリ

先日、ASIAN KUNG-FU GENERATION Tour 2020 酔杯2 ~The Song of Apple
延期の発表がありました。

正直開催は難しいだろうなあと思っていたのですが、いざ発表されると頭では理解していても心が理解できず、なんとも言えなくなってしまいました。しかし、全く予想もしていなかったメンバーからのコメントがあり、ちょっとじんときたりしました。


私はただでは起きません。せっかくなのでエア酔杯2020セトリを考えてみました。

おゆちゃん的エア酔杯2020セトリ~!!!

1.荒野を歩け

酔杯2015の1 曲目がソラニンだったので、今だったら荒野かな、と思いました。スターター。

2.冷蔵庫のろくでもないジョーク

ブースター。ファン人気は高い(はず)だが、友達に連れてこられた人を置いてけぼりにする。

3.極楽寺ハートブレイク

緩急付ける。今回も建介さんがプレゼン上手にできた功績とゴッチがチューニングちゃんとメモっていたこともあり選曲。

4.羅針盤

びっくりコーナー。酔杯なので。

5.エントランス
びっくりコーナー2。酔杯なので。

mc

たぶん人生ラスト演奏の曲ばかり、今日は演奏します。レア曲ばかりなので、知らない曲でも自由に楽しんで。眠ければ寝てもいいよ。あと相撲の話。

6.イエロー

どっひゃ〜コーナー。酔杯なので。

7.お祭りのあと

どっひゃ〜コーナー2。酔杯なので。

8.All right part 2

コーラスはメインしもちゃんで。たまに建介さん。

mc2

やっぱり山ちゃんの時が一番盛り上がるね?潔のyoutubeは再生数多いの?みんな知ってる曲あった?でもこれアンケートの結果を受けてセトリ作ってるから、半分はみんなのせいだよ笑
いつぶりだろ?っていう曲やります。

9.ワールドアパート

書いておいてあれだが、声出るのかな今。

10.ライジングサン

「今ここから」なので。

11.フラッシュバック

WOW枠

12.未来の破片

フラッシュバックとセットなので。

mc3

潔のyoutubeに俺らは呼んでくれないの?youtubeのギャラ(広告収入?)も4分割なのかな?あ、これは楽屋で話しますね笑

13.惑星

セッションからの〜

14.Re:Re:

セッションからの〜

15.橙

みんな待ってた。

16.夜の向こう

明けない夜はないので。

17.新しい世界

最後はこれにしたい。

enc1.嘘とワンダーランド

骨芋を引きずっている。あとめちゃめちゃ爆笑するので私が楽しい。

enc2.夜を越えて

明けない夜はないので。

enc3.解放区

これ以外考えられなかった。

選んだ理由を含めて書いてみました。
‪ 結果としてリライトや君花、ソラニンが入っていません。が、再録リリースされたこともあり知名度の増したRe:Re:、ライブ映えのする荒野を歩けが入っているのでバランスは取れているのかな…と思ってます。骨芋やホームタウンもリライトや君花なかったし、定番曲を除いても違和感はないかなと。
ミニアルバムからの選曲があってもいいかな、とは思ったのですが普段も少ないので…

公式プラスの企画で自分が投票したやつは、1曲しか入れてません。そしてチューニングやギターの交換も考えてないのでヤマチャンあたりに「これは無理なんじゃないのかなあ笑」っていわれちゃうと思います。が、妄想‬なので上手いこといかせてます。

補足として、enc1とenc2にはいくつか候補があり、
嘘とワンダーランドorオアシスかウィーザーのカバー。
夜を越えてor海岸通りorアネモネの咲く春に
が日替わり選曲されそうだな、と考えました。

enc1のカバーについて、骨芋と360°フロアライブ、ホームタウンでもカバーがあったので、カバーぶっ込みありえるなと思いました。
アジカンでも両アーティストのカバーを演奏したことが既にあるのですが、THEベタなものをえらぶわけではないので曲名までは考えられませんでした。みんなの意見も教えてちょ。

enc2の3曲はどれを選んでもいいかな〜と思ったのですが、最近のモードを見ると、初日と最終日は夜を越えてが選ばれそうだなと思い、Spotifyのプレイリストに入れました。
アンコールじゃなくてもいいかなと思ったのですが、どれかを選ぶのがちょっと心許なくて、でも本編に全部入れるのもちょっと違うなあ〜と思ったのでこの形にしました。


勝手にエア酔杯2020セトリを考えてみました。

酔杯2020は延期、ということなので開催日を楽しみに待ちましょう。時々凹みつつ、楽しいことを見つけて日々を過ごしていきたいですね。

よろしければ皆さんのエア酔杯2020セトリ、教えてくださいね。

それでは、おゆでした!

しろくま決戦


「サーフィンがしたい」

お世辞にも運動神経がいい、と言えるような運動センスを持ち合わせていない人間が、ふと思ってしまう。週末サーファーなどと呼ばれる人が現れるほど、サーフィンには人を惹きつけてしまう魅力があるのだろう。



そもそも京都市には海がない。川はある。が、海はない。だから海に行くのは小さい頃の夏休み限定だったし、今振り返ると、海外以外の海には10年近く入っていない。そして私は目が悪い。メガネをつけて海というのはとてもハードルが高く(コンタクトをつけて海は大丈夫らしい)、日焼けに対して好意的ではない為、海に行こう!と思う機会がほぼなかった。

しかし、私はアジカンファンである。アジカンの名盤といえば何か。人それぞれ主張したい1枚があると思うが、私はサーフブンガクカマクラである、と叫びたい。叫びたいのだ。

アルバム収録曲10曲全てに、江ノ島電鉄の駅名が付けられている。リリース期にはラッピング車両が走り、関西在住の私は「グギギギ」とまではいかずとも、憧憬の念を抱いていたことは事実である。

社会人になり、イベントの為に神奈川県に訪れた際
初めて江ノ電に乗った。思っていた以上に界隈は穏やかであり、思っていたより住宅地であった。そして何より、京都にはない雰囲気を纏い、大豪雨という姿で私を迎え入れてくれたのである。

「関西人は江ノ島に拒絶されてしまうんや…こんなに憧れてたのに…ぴえん味が深い…」と悲しさで少し涙が出そうになったが、こちとら何年憧れてると思っとんのやとキレ、その半年後私はまた江ノ島界隈へ向かったのである。

再度江ノ電界隈を訪れた際は、曇りのち雨のち晴れという不安定な天候だったが、江ノ島がとても美しく、私は完全に恋に落ちてしまった。

江ノ島のサーファーは寒さを感じないのか私がコートを着ていてもサーフィンをしている。雨でも、波が荒れていてもサーフィンをしている。彼らは寒さを感じないのか?鉄人なのか?人間ではないのか?そういった疑問も生まれたが、素直に私もやってみたい!と思った。

関西でサーフィン講習を受けようとすると、我が家からのアクセスはとても悪い。始発では間に合わないくらいである。そうなってくると、もう江ノ島で講習を受けた方が良いのではないか?彼らのように私は鉄人ではないが、江ノ島でサーフィン講習を受けたい!というか、受けよう!そう思ったのである。

私は彼らのように鉄人ではないので、5〜9月頃、焼き魚になりたくないので7-9月(上旬頃)は避けたい。そうなってくると5-6月、9月下旬あたりだろうか。そう思い始めて3年経つ。今年こそは、今年こそはと思って3年である。いや、4年目である。今年こそサーフィン講習を受けたい。仕事を金土日休んで、金曜に講習を受け、土日は体を休めつつも観光をしたい。5-6月にしたい!そう思っていた。

それを阻んだのが、新型コロナウイルスである。

サーフィンだけではない。ライブも人に会ってご飯を食べることも、新型コロナウイルスによって阻まれたのである。混沌とする情勢の中、私はNetflix水曜どうでしょうClassicを見る毎日である。

CSでは笑うせぇるすまんと水曜どうでしょうClassicを見る毎日である。それはこれで良い。

江ノ島近郊の道路が渋滞していると聞いた。分かる。江ノ島界隈、海沿いに行きたい気持ちはとても分かる。

しかしだ。もし新型コロナウイルスに罹患してしまったら、と考えて欲しい。自分がウイルスを持っていたとしてと、考えて欲しい。全ての人たちが観光に来ているとは思えない。だが、改めて考え直して欲しいと思った。

今私は、旅行へはいかない。観光をしない。必ず生き抜いて、サーフィンに挑戦するのだ。いつになるかは分からない。だが、必ず訪れるであろうそんな日を思って、未来の日へ思いを馳せるのである。


REQUESTAGE2020中止を受けて。


予想していたことでも、いざ実際に発表されると凹んでしまう。人間はめんどうだ。

仕事に心を折られた後のお昼休み。スマホツイッターを見るとリクステ中止のツイートが目に入った。KANA-BOONの公式がお知らせしてくれていた。

予想はしていたのだ。「ダメだろうな」と思っていた。緊急事態宣言が出されている中で、自粛要請が出ているライブを行うなんて出来るわけがない。何度も言おう。分かってはいたのだ。企業側としても、ミュージシャン側としても進めることができないだろうということに。

しかし実際に中止と言われると凹んでしまう。気持ちが沈んでしまう。リクステは何度も行ったことがあるが、どれだけ規制退場を行ったとしても、最寄駅でとても混雑してしまうのだ。簡単に想像がつく。「せやんな」と1人歩道でつぶやいたが、その少し後に涙を流してしまった。別に誰に見せるわけでもない涙である。もし涙くんの自己顕示欲がとても強かった場合、私は彼の希望を満たせなかっただろう。その場合はとても申し訳なく思うが、私が泣いてる姿を他人に見せようか見せまいが私の勝手である。涙くん申し訳ない。涙くん、君の意思は関係ないのである。

COVID-2019の影響でたくさんのイベントが中止になった。その度に誰かが謝る。イベンターやアーティストが謝る姿を見て「謝らんでええのになあ」と思っていた。今も実際にそう思っている。そう思っているのに、実際に中止だと言われると凹むのである。めんどうだ。


最近読んだ本の中で、

「緊急でないが重要なこと」が人生の栄養になる

という文章があった。他人がどうかは知らないが、少なくとも私にとって音楽は心の支えになっている。もちろん音楽を聴くことでお腹いっぱいにはならない。そういう点で、音楽は無力である。お腹をいっぱいにすることもできないし、なくてもその人の人生は進んでいくだろう。だが、私にとっては重要であり、人生の栄養素なのである。

ライブに行くと「許されている」気持ちになる。毎日の暮らしを監視されているというわけではない。ライブ会場という空間に人が集まること、音楽を楽しむ為にお金を払い、そこに赴くということがとても幸せなことだと、心の底から私は思っているのだ。そんな幸せな空間に集まって、時間を過ごすことが許される世界であってほしい。そんな世界が続いて欲しいのだ。

中止や延期のイベントは更に増えていくだろう。人間は自分が関わることだと、どうしても楽観的に考えてしまいがちだ。でも運営側が最後まで催行することを諦めないのであれば、どうすれば出来る限り安全に催行できるのか考え続けてくれるのであれば、私はその意志をちゃんと受け止めたいし、応援したい。その上で自分がどうするかを考えて、答えを出したいのだ。それが悔しくて泣いてしまうような答えだとしても。

やっぱり、倒したいよな。

伊地知潔さん考案、四川風ジャージャー麺を作りました。

皆さんお久しぶりです。おゆです。
4/1、新生活を始められた方おめでとうございます。特に何も変化がない方、お互い無理しすぎず、生きていきましょうね。

さて、わたしは今日お休みでした。ずっと作りたかった、伊地知潔さんのアレンジレシピ、四川風ジャージャー麺を作りました。
park.ajinomoto.co.jp

味の素さんの麻辣麻婆豆腐という商品の企画で、味の素のマーラー対決 が行われております。

リュウジさん、休日課長さん、伊地知さんが<麻辣麻婆豆腐>を使ったアレンジ料理を考え、
ツイートによるポイント獲得数を競うというもの。

どの方のもおいしそうでしたが、アジカンファンとして伊地知潔さんに投票しました。

セブンイレブンさんにてゲットしました。
(コンビニはセブンイレブンさんだとほぼ確実にあるようです。)


四川山椒の爽やかでしびれる辛さ、とあるように結構辛め(辛みレベルは5)ですが、きゅうりの水分でほどよく緩和され、白髪ネギときゅうりのシャキシャキ感で、麻婆豆腐では味わえない食感、麺と具材が絡まっておいしかったです!ソースの量も程良くて(普段は余りがち)、1人用、めちゃめちゃ使いやすいなと感じました。
(白髪ネギ6億年ぶりに千切りしたんですけど、家の包丁全然切れなくて凹んだので、研ぐなり新しいのを買うなりなんなりします。)


味の素さん宛にリプライ、タグ付けする事で投票ができます。
投票用ツイートのRTは1ポイント、アレンジレシピの写真ツイート(パッケージを撮すこと)は5ポイントのこと。
火を使わず、レンジのみなので予想以上にお手軽でした。youtubeの映像を見た後に作るとコツがわかって作りやすいかもしれません。
www.youtube.com


投票期限は明日、4/2!!!
皆さんも是非作ってみてくださいね〜!

**

コロナウイルスが猛威を振るっています。それに伴い、様々なイベントが中止や延期になり、学校も休校、社会人の方はテレワークなどに移行された方もいらっしゃるかと思います。
前回の更新時とは比べ物にならないほど、世界の状況は変わってしまいました。
どの選択が正しいのか分からない中、重い空気に押しつぶされないように、お互い頑張りましょうね。それぞれが出来ることを。でも押しつぶされないように。

生きような!

【ライブ】20191023NANA-IRO ELECTRIC TOUR2019に寄せて

奇跡の夜だった。忘れられない、忘れたくない その夜について、話をさせてほしい。

話の始まりは8月のある日。 NANA-IRO ELECTRIC TOUR2019(以下、ナナイロ)の開催が発表された。 ホームタウンツアー神戸公演で、「秋に関西へ来る予定」とゴッチが話してくれたので何かがあるんだろうな、とは思っていたが、あまりにも予想外だった。

ナナイロの詳細を書くと細かくなるので簡単にまとめると、2003~2004年にアジカンエルレ・テナーが中心になって行われた対バンツアーである。(各会場にゲストを招いているので、中心とまとめた。)

同世代のバンドが、対バンツアーをするだけでもエモさであふれてしまうのに、それが大好きなバンドで、15年ぶりに開催されるなんて…どんな感情になるのが正しいのか、私には分からなかった。

15年、あまりにも長い期間である。私は前回のナナイロに参加していないし、それ以前にどのバンドのファンでもなかった。 でも、誰かがこの話題を出した時のなんとも言えない感情で溢れた声が「素晴らしいツアーだったんだな。」と感じさせるには十分で、憧れというか「自分が体験できなかったもの」という悔しさも混ざった塊になって、心の奥底に居座っていた。

一次先行は大阪と横浜、二次先行も大阪と横浜、リセールも大阪と横浜に出したが、結果として当選することはできなかった。腹をくくり、多忙日である愛知公演の日に希望休を出し、一般抽選に応募。見事座席(スタンディングだけど)をつかみ取り、職場の人の心象を悪くした代償に、ナナイロに参加することが出来た。

2019年10月23日。愛知県常滑市。 空港のお隣の会場へ。向かう電車が遅延するという精神的負担を乗り越え、やってきたのは愛知国際展示場・Aichi Sky Expo。 精神的余裕がなかったのであまり覚えていない。(どれこもれも遅延のせいだ。)

今回のナナイロの会場キャパは、だいたい1000~1500だと思う。「絶対当てたるぞ」という気持ちと、「みんな見たいだろうしな」という気持ちが行ったり来たり。仕事の多忙日に無理やり休みをぶち込みつかみ取った。一般当選ということもあり、後列ブロック後半で入場したが、もう場所なんてどこでもよかった。一つ前のナナイロ大阪公演、外で聞いていた私にとっては、入れただけで満足だった。

ただただ、ソワソワした。実感があるような無いような、これだけ人が集まっているのに「ナナイロほんまにやるんか?」という気持ちがなかったといえば嘘になる。 「ナナイロ、ほんまに観れちゃうんやなあ」

18:35 ASIAN KUNG-FU GENERATION

暗転、聞き慣れたアルペジオが会場に響きわたる。クロックワーク、ホームタウンツアーの空気感をそのまま持ってきたようだ。

「最新のアジカンとテナーでエルレをおかえりなさい!と迎えたい」 ナナイロの決起会でゴッチが言っていた言葉だ。

そしてアジカンが次に繰り出すのは聞き慣れた四つ打ち、君という花。歓声が上がり、一気に客を引き込む。ライブで盛り上がる定番曲だ。 何度も聴いた君という花のリフレインが、やけに胸に残った。その理由はきっと、このライブが特別だからで、最後の一音まで聴き逃したくなくてステージを見つめた。

印象的なオクターブ奏法、イントロのリフで誰もが「あの曲だ」と理解する。会場いたるところから湧き上がる歓声は彼らの功績を称えるようで誇らしくて、私も大きな声をあげた。 リライトはアジカンを代表する曲になり、「リライト警察」などとゴッチが茶化すが、やっぱりフェスで演奏すると喜ばれる。いつもなら間奏中にオリジナルのコールアンドレスポンスが入るのだが、今回は無し。私は「シンプルなリライト」と呼んでいる。観客とのコミュニケーションはリライトを通して、ではなく、パフォーマンス全てを介して、ということなのだろうか。 リライトからソラニンへ。そしてストレイテナーホリエアツシがステージに。

宮崎あおいさんは本当は歌わない女優さんなんだけど、ソラニンでは歌ってくれたんだよ」 「そうなの?アジカンだからなのかな?」 楽屋?とつっこみたくなるようなゆるいトークアジカンファンはホリエがステージに現れた時点で、もうどの曲をやるか確信に変わっている。続くのはホリエ節炸裂のサウンドが響き渡る、廃墟の記憶。レディオクレイジー2018振りである。

「大切な友達の曲をやりたいと思います」、この言葉に続くのはART SCHOOL、FADE TO BLACK。 「ここでこの場にいないバンドの曲をやるの、めちゃめちゃアジカンらしいな。」と思いながら、限られた持ち時間をカバーに使うアジカンと、今回のナナイロに参加している3バンド以外の彼らの戦友たちに思いを馳せた。たくさんのバンドと切磋琢磨して、尊敬しあって、今の彼らが存在しているのだ。(ストレイテナーのベースひなっちとギターのOJは元ART-SCHOOLART-SCHOOLは前回のナナイロにゲストで参加している。)

サイレンから続くのは、アジカンの復活を告げる曲、Easter。イントロのギターがあまりにもかっこよすぎて、いつも予想以上に声を上げてしまう。Easterのギターが会場に響き渡る光景、最高だ。 最後の曲は、最新アルバムホームタウンにも収録されているボーイズ&ガールズ。

「始まったばかり」、そんな言葉を何度も歌う彼らがあまりにもかっこよくて、胸がいっぱいになる。

アジカンと会場にいた誰かが、いつかまた出会って欲しい。できたらワンマンが良いけど、フェスでもワンマンでも、それぞれに一番ぴったりな方法で。

「またどこかで会いましょう。」

この言葉が表すように、アジカンは音楽を辞めないから。

クロックワーク

君という花

リライト

ソラニン

廃墟の記憶 w/ホリエアツシ

FADE TO BLACK

サイレン

Easter

ボーイズ&ガールズ

サイレン

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19:40 ELLE GARDEN

スクリーンに映し出されたスカルのエンブレム、歓声が地鳴りのように響いた。 「ついにきてしまった。」 私以外の観客も同じことを思っただろう。期待、高揚感、歓喜なにもかもがあの歓声に現れていた。 1曲目からFire Cracker、Space Sonicとオーディエンスの熱を全身で受け止め、倍にして返すような演奏。心から嬉しさが溢れて、もう止めることが出来なかった。

「再結成してから、すごく愛されていたんだなあっていうのがわかって。アジカンの演奏を聴いて、今日やるべきことが分かった。このアジカンから繋いだバトンを、一度も落とさずテナーに回すこと。」

Supernovaが演奏され、もう会場は最高潮。どこまで行くんだ、この盛り上がり。Pizza Man、風の日、Red Hot、ジターバグ、Salamander、Make A Wish。 それぞれのアルバムからバランスよくピックされた曲達をオーディエンスが歌う。細美がもっとと煽り、会場がひとつになる。いたるところで皆歌っている。幸せな空間だ。 会場の中には活動休止になってからエルレを好きになった人もいるだろう。私みたいに活動休止前にライブを観れなかった人も、エルレのライブが初めての人もいただろう。全部を包み込んでくれた、抱きしめてくれた。あのステージには力強さとかっこよさと、全部を包み込んでくれる優しさがあった。 最後の曲はやっぱり虹。

フロントマン3人がホテルを抜け出しラーメン屋に向かおうとするもアジカンのマネージャー、小川氏に確保された。仕方なくラーメン屋へ行った御一行が帰り道に見かけた虹を元に作られたという逸話が残っている。ぴょこぴょこ楽しそうに跳ねながら歌うゴッチに 「一番ナナイロを喜んでいるの絶対この人だよなあ。」 なんて笑ってしまいながらも、改めてこのツアーに対する感情が溢れ出した。

「復活マジック」なんて、安っぽい、くだらない表現を、誰も言えないくらいかっこいいライブを見せてほしい。ライブを重ねるたびにかっこよさを更新し続けていってくれよ。またかっこいいライブを見せてくれ。今度はライブハウスで彼らが見たい。

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Fire Cracker

Space Sonic

高架線

Supernova

Pizza Man

風の日

Red Hot

ジターバグ

Salamander

Make A Wish

虹 w/ゴッチ

20:35 STRAIGHTENER

今回のナナイロは3公演。それぞれがヘッドライナーを務める。私が参加した愛知公演はストレイテナーがトリだ。 STNR Rock and Rollがかかり、会場に拍手が響き渡る。ナナイロの最後、ストレイテナーのステージが始まる。

「俺たち、ストレイテナーって言います。」 いつも通りの口上に続くのは代表曲の一つ、Melodic Storm。一瞬にしてエルレの空気をテナーに塗り替えた。ここからは完全に、テナーの世界だ。 冬の太陽、Braver、REMINDER。ギターからキーボードに切り替え、また新しい別の姿を見せる。 「冬の恋の曲です。」 その言葉の後に続く、灯り。最終日の横浜アリーナ公演にて、細美武士の結婚が発表されたが、そのパーティで演奏されたのが灯りだ。 スパイラル、吉祥寺、そしてライブの定番曲シーグラスでは会場全体に手拍子が響く。

「細美くんが、「俺は対バン、タイマンだと思ってる。今日もそのつもりで来てる」っていってて笑」 少なくともゴッチは、ただ嬉しい気持ちで溢れていたけれど、この言葉でいくつになってもライバルなんだな、とふっと気付かされる。 仲間のことを笑いながら話す様子が印象に残った。 細美が涙したという話が残っており、ハイエイタスとしてトリビュートアルバムにも参加したROCKSTEADYを細美とともにアンコールで。そしてKILLER TUNEはゴッチと行いナナイロ愛知公演を締めくくった。

アジカンの披露曲の中で最新リリースは、昨年12月に発売されたホームタウン収録のクロックワークと廃墟の記憶。そしてテナーは10月9日に発売されたミニアルバム「Blank Map」に収録されているSTNEと吉祥寺、スパイラル(先行シングル)を披露した。結果として一番最新の姿を見せたのは、テナーということになる。

「このメンバーでトリするのしんどい」なんていうインスタを挙げていたが、見ている人間から見るとどこ吹く風。ストレイテナーとして生きていく、そんな力強さを全身に感じたライブだった。

「俺らはアジカンエルレにたくさん助けてもらったから、俺たちもそうなれていたらいいなと思います。」と、ホリエが呟いた。 結成から約20年。活動を続けている同期は多くないだろう。 テナーも2人から3人、そして4人へ。一番形を変えたのはテナーなのかもしれない。しかしその変化は決して悲しいものではなく、音楽的な希望を含んでいる。 1月に20周年のアニバーサリーを締めくくり、21周年に入った2019年。図らずも同世代のバンドとの対バンツアーを重ねて、彼らはどう感じたのだろうか。 年数がどうの、と言いたいわけではない。しかし、演奏に声にバンドを包む空気に、歴戦の証を感じたことはないだろうか。ナナイロツアーと並行して行われたDrawing A Mapツアー。リアルタイムで変化を続けながら進む彼らを追いかけていきたいなと感じた。

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STNR Rock and Roll

Melodic Storm

冬の太陽

Braver

REMINDER

灯り

スパイラル

吉祥寺

シーグラス

en

KILLER TUNE w/ゴッチ

ROCKSTEADYw/細美武士

アジカンエルレもテナーも本当にかっこよかった。ナナイロツアーから15年。エルレやテナー、この2バンドがアジカンと盟友であり戦友でライバルであることが本当に嬉しくなった こんなかっこいいバンドと肩を並べることができるわたしの大好きなバンド、誇りだ。

ずっとファンでいる人。 何年も、何十年も願ってやっとライブに行ける人。 これが最後になる人。先日ファンになった人。 良く知らないけど友達に言われたから参加した人。

チケットを当てるとき、上記は全く考慮されない。 アジカンだけを見たい人がいても、エルレだけを見たい人がいても、テナーだけを見たい人がいても、それは誰にも批判することはできないし、されるべきではない。

私がアジカン好きになってすぐ、たくさん私に音楽の話をしてくれたあの子が、「ナナイロに行きたい!」って言ってくれた時、とても嬉しかったし、実現してほしかった。もし、ライブを見てくれたのなら、また音楽の話ができるんじゃないか。「今のアジカンもかっこいいね」なんて言ってくれるんじゃないか、そんなことがありえるんじゃないか、そう期待してしまった。 しかし、それは実現しなかった。そして彼女はこれからも、音楽を聞かないだろう。でも本来は、そういうものなのだ。

ナナイロという奇跡を見届けて欲しい人が、ほかにもいる。あの子もあの子もあの子も、あの人にも見て欲しかった。願いがすべて、叶うことはない。でも、全く予想していなかったナナイロの開催。本当に奇跡の夜だった。ありえないくらいにたくさんの奇跡が重なって、あのステージを構成していたのだ。

誰かの青春になりたいと願うバンドがいる。記憶をそこで止めないでほしいと呟くバンドがいる。音楽を辞めようと決意したバンドがいる。これからも音楽を続けると宣言したバンドがいる。 バンドは奇跡の集合体なのかもしれない。そんな彼らが作り出す空間はあまりにも力強くて、儚くて、見惚れてしまう。

終わってほしくなかった。ずっとライブが続いて欲しかった。でも、始まりがあるから終わりが来るわけで、また次の「始まり」を、楽しみに私は生きるのだ。

「久しぶりにライブに来たっていう人もいると思う。でもまたライブハウスに戻ってきて。色々落ち着いたら。俺たちは10年後もどこかで音楽を続けているから。」

ゴッチの言うように、タフな時代を私達は生きている。目まぐるしく変化する環境に振り回され、途方に暮れる時もあるだろう。これからもそうだ。でも音楽があれば、音楽を楽しむ空間にいれば、私達は幸せになれると思うのだ。誰の真似もせず、音楽を全身に浴びて、楽しむことが出来るから。

生きていれば、音楽を好きでいれば、こんな奇跡を目撃できるんだと実感した。 そして次に彼らのステージを見るときはさらにパワーアップした姿を見たいのだ。これからも進み続ける彼らを、最高のステージだったあの日の夜を、彼らが塗り替えてくれる日を楽しみに。

最後にこれだけは言わせてほしい。ELLE GARDEN、おかえりなさい!

アジカンエルレ、テナー最高の夜をありがとう!またやってね! f:id:asagake3:20191019191345j:plain